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中医学の五味について と 週間スタッフスケジュール『7月14日(月) 〜 7月20日(日)』
2025-07-13PR
加世田 KASEDA
こんにちは、LUXAS+横浜元町中華街です。
日差しが少し和らいでいますが、もう夏ですね!
エアコンなどで体を冷やしすぎると、東洋医学でいう腎を傷つけてしまいます。
そうなってしまうと腰(腎臓の高さ)が痛くなってきます。
夏でも身体を日やしすぎないように気をつけましょう!!
少しでも身体に異変を感じたらご相談ください。
中医学の五味について
中医学における「五味(ごみ)」とは、飲食物が持つ「太字酸(さん)・苦(く)・甘(かん)・辛(しん)・鹹(かん)」の五つの味のことを指します。これらの味にはそれぞれ異なる薬理作用があり、特定の五臓(肝・心・脾・肺・腎)と深く関係していると考えられています。
五味は単なる味覚だけでなく、その食べ物や生薬が体内でどのような働きをするかを示す重要な指標となります。体のバランスを整えたり、病気を治療したりする際に、適切な五味のものを摂取することが重視されます。
それぞれの五味と五臓の関係、そしてその作用は以下の通りです。
酸味(さんみ)
代表的な食べ物・生薬: 酢、梅干し、レモン、トマト、ザクロ、サンザシなど。
関係する五臓: 肝(かん)
主な作用:
収斂(しゅうれん)・固渋(こじゅう): 引き締めたり、漏れを防いだりする作用があります。汗が出すぎる、下痢が続く、尿漏れ、精子の漏れなどを抑えるのに役立ちます。
生津(せいしん): 唾液や体液の分泌を促し、口の渇きを潤す作用があります。
過剰摂取の注意: 収斂作用が強すぎるため、体内の邪気(病気の原因)を発散させたい時や、体が詰まりやすい体質の人には注意が必要です。
苦味(くみ)
代表的な食べ物・生薬: ゴーヤ、春菊、コーヒー、お茶、タンポポ、センブリ、黄連(おうれん)など。
関係する五臓: 心(しん)
主な作用:
清熱(せいねつ): 体内の余分な熱を取り除く作用があります。炎症や発熱を鎮めるのに用いられます。
瀉下(しゃげ): 下剤のように便通を促す作用があります。
燥湿(そうしつ): 体内の湿気を取り除く作用があります。むくみや消化不良、ベタつきなどを改善します。
過剰摂取の注意: 燥湿作用が強いため、体液を消耗させやすく、乾燥体質の人や便秘がちな人は注意が必要です。
甘味(かんみ)
代表的な食べ物・生薬: 米、麦、芋類、カボチャ、ナツメ、ハチミツ、甘草(かんぞう)など。
関係する五臓: 脾(ひ)
主な作用:
補益(ほえき): 気(エネルギー)や血(栄養)を補い、体を滋養する作用があります。疲労回復、体力増強に役立ちます。
緩和(かんわ): 緊張を和らげ、痛みを鎮める作用があります。筋肉の痙攣や痛みの緩和に用いられます。
調和(ちょうわ): 他の薬効を調和させ、毒性を軽減する作用があります。
過剰摂取の注意: 補益作用が強いため、摂りすぎると湿(しつ)を生じやすく、むくみや消化不良、痰などの原因となることがあります。
辛味(しんみ)
代表的な食べ物・生薬: 生姜、ネギ、ニンニク、唐辛子、ワサビ、桂皮(けいひ)など。
関係する五臓: 肺(はい)
主な作用:
発散(はっさん): 体表から邪気(風邪など)を発散させ、体を温める作用があります。風邪の初期症状や悪寒、頭痛などに用いられます。
行気(こうき)・行血(こうけつ): 気や血の流れを促進する作用があります。気の滞りによる胸のつかえや、血行不良による痛みの改善に役立ちます。
過剰摂取の注意: 発散作用が強いため、汗をかきすぎたり、体液を消耗させたりすることがあります。気虚(エネルギー不足)の人や陰虚(体液不足)の人には注意が必要です。
鹹味(かんみ)
代表的な食べ物・生薬: 塩、昆布、ワカメ、ひじき、貝類、醤油、味噌など。
関係する五臓: 腎(じん)
主な作用:
軟堅(なんけん): 硬いものを軟らかくする作用があります。しこりや腫瘍、便秘などで硬くなった便を軟らかくするのに役立ちます。
瀉下(しゃげ): 大便を潤し、排泄を促す作用があります。
過剰摂取の注意: 軟堅作用が強いため、大量に摂取すると体液を消耗させやすく、腎に負担をかけることがあります。高血圧の人には特に注意が必要です。
中医学では、これらの五味の特性を理解し、個人の体質や病状に合わせてバランス良く摂取することを重視します。例えば、体に熱がこもっている時には苦味のものを、冷えている時には辛味のものを、疲労している時には甘味のものを、といった具合に使い分けます。
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