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筋肉とアルコールの関係について
2025-05-23健康情報
工藤 KUDOU
こんにちは、LUXAS+元町中華街の工藤です。もうすぐ夏がやってきます。
仕事の後の一杯は最高。筋トレをしてカッコいいカラダを手に入れたいという方は、是非一読。
アルコールが筋肉に及ぼす影響はさまざまですが、特に筋力トレーニングや身体づくりをしている人にとっては注意が必要です。以下に主な影響をまとめます。
1. 筋肉の合成(筋肥大)を妨げる
アルコールは筋タンパク質の合成を抑制します。
筋肉はトレーニングによって損傷した筋繊維が修復・再生されることで大きくなりますが、アルコールはその再生を妨げる働きがあります。
2. テストステロンの分泌を抑える
テストステロンは筋肉の成長を助けるホルモンですが、アルコールの摂取によってこのホルモンの分泌が低下することがわかっています。
特に大量飲酒は男性ホルモンの分泌を顕著に抑制します。
3. 回復力の低下
トレーニング後の回復過程では、栄養素の吸収や筋繊維の修復が重要ですが、アルコールはこれらのプロセスを阻害します。また、脱水を引き起こしやすく、筋肉の回復をさらに遅らせます。
4. 睡眠の質の低下
アルコールは一時的に眠気を誘いますが、深い睡眠を妨げます。
成長ホルモンは深い睡眠時に分泌されるため、睡眠の質が下がると筋肉の修復・成長にも悪影響が出ます。
5. 筋分解(カタボリック)を促進
アルコールには筋肉を分解する作用(カタボリック)があり、長期的な大量摂取は筋肉量の減少を招きます。
まとめ
少量の飲酒であれば大きな影響はない場合もありますが、トレーニング直後や筋肉をつけたい時期には控えるのがベストです。
筋肉をつけたい、体をしっかり整えたいという人には「適量かつ頻度を抑えた飲酒」が勧められます。
次回は「飲酒後に筋肉への悪影響を最小限に抑え、回復を早めるための対策」をお伝えします!
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