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糖化ってご存知ですか?~慢性疲労や強い眠気の原因では?~
2025-05-03健康情報
工藤 KUDOU
こんにちは、LUXAS+元町中華街の工藤です。
皆さん、慢性的な疲労や食後の強い眠気に悩まされていませんか?それって、「糖化」が原因かもしれません。
今日は「糖化」について少しばかり。
糖化とは、身体に中でタンパク質と余分な糖が結びついて、タンパク質が変性、劣化してAGEs(蛋白糖化最終生成物)という名の老化物質(悪玉物質)を生成する反応のことです。
この老化物質であるAGEsは分解されにくく、このAGEsの蓄積は肌や髪、骨など全身の老化を進行させ、さらに体調不良やさまざまな疾患(糖尿病、高血圧、がん等)の温床となります。
【糖化の仕組み】
• 体温の熱が関与することから、糖化反応は「体がこげる」反応とも言われています。
• 糖化によって生成されるAGE(糖化最終生成物)は褐色で硬く、肌や髪に影響を与えます。
• 血管や内臓に影響を与えると、動脈硬化や白内障、アルツハイマー病などの病気の原因となることが知られています。
【糖化による主な症状】
・慢性的な疲労
・起床時の疲れ
・食後の強い眠気
・集中力の欠如や無気力
・めまい、ふらつき、偏頭痛
・食後2時間くらいで空腹を感じる
・血圧の上と下の差が大きい
・いびきが大きいと指摘される
・風邪をひきやすい
【糖化を防ぐには】
• 食後の血糖値をコントロールすることが重要です。
• 糖質を摂取しすぎないように心がけましょう。
• よく噛んでゆっくり食べる。
• 急激に血糖値を上げない食品を選ぶ。
• 食事の順番に注意する。
• 食後に運動する。
• 運動後の水分は、糖分をあまり多く含まないものを選ぶ。
• タバコの煙を避ける。
また、食物繊維の多いものを食事の最初に食べる、または一緒に食べるのもよいでしょう。食物繊維は糖質の消化吸収を遅らせて、血糖値の上昇を抑えます。
まとめ
何も気にせずに食事をしていると、気付かないのうちに「糖化」を加速させて疲労感が強くなる生活を送っている可能性があります。食事で摂取した糖質の量を計算してみたり、医療機関等でAGEsを計測してみたりすると良いかもしれません。
食生活を見直して、疲労を溜めこまない生活を送りましょう。
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