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どうしてお腹が空くのかな?
2023-03-06健康情報
どうしてお腹が空くのかな?
こんにちは。
LUXAS+横浜。新井です。
最近、仕事中にお腹がグーグー鳴ってしまいます。
春が近づいてきたせいでしょうか???
「さっき食べたばかりなのに、また何か食べたい」などと満腹感が得られなくて必要以上に食べてしまった経験はありませんか?
なぜ空腹を感じるのか、、、、、ちょっと考えてみました。
・空腹を感じるメカニズム
食事をして数時間するとお腹が空きますよね。
当たり前のことですが、皆さんはなぜお腹が空くのかご存知ですか?
それは根本的には血糖が関係しているからです。
血糖とは血液中に流れるブドウ糖のことで、生きていくうえで必要なエネルギーとして体内で利用されています。
車で例えて言うならガソリンのように、エネルギー源として代謝の中心的存在なのです。
この血糖の量が減る(血糖値が下がる)と私たちの身体はエネルギーが足りなくなり(いわゆるガス欠の状態)、「お腹が空いた」と感じるのです。
・血糖値が上がると
逆に食事をして血糖値が上がると、脳の視床下部にある満腹中枢が刺激されて「お腹がいっぱいになった」、と感じるような仕組みになっています。
しかし、食べ過ぎなどで血糖値が急激に上昇すると「インスリン」という体内の血糖値を正常に保つ役割をしているホルモンが大量に分泌されて、血液中にたまった血糖を肝臓や筋肉や脂肪組織に取り込ませようと働きます。
その結果、血中のブドウ糖は減り血糖値が下がりすぎてしまうため、またお腹が空いたように感じてしまうのです。
・エネルギーがたりない?
いろいろと難しいことを説明しましたが、空腹は体内エネルギーが消費され血糖値(血中のブドウ糖の濃度)が低下することがきっかけで起こります。
血糖値が低下すると、エネルギーが足りなくなり、体内に蓄積されていた脂肪が分解されてエネルギーになり始め、遊離脂肪酸が作られます。
遊離脂肪酸が血液中に増加すると摂食中枢が刺激され、身体に「身体のエネルギー残量が減ってきているので栄養をください」というサインを送ります。
人によって誤差はありますが、最後の食事から5~6時間後に空腹感を感じ始めます。
・まとめ
食事の本来の目的は、生活に必要なエネルギーを補給すること。
次の食事までに使い切る糖質の適量は、次の食事前に適度な空腹感があるかどうかで見極められます。
活動量が多く代謝も活発な日中に備える朝食・昼食はおのずとしっかり、あとは寝るだけという夕食は軽めにしてみるのも良いですね。
もし異常なほどの空腹感があるのなら、食事の量が足りていない可能性も。
自分にとって適度な食事量を知っておき、どうしても空腹を感じてしまった場合には、無理に我慢せず身体に良いものを上手に取り込んでみましょう。
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