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腰痛の原因は?筋力不足かも!
2021-12-02健康情報
工藤 KUDOU
みなさんお元気ですか?早くも12月、2021年もいよいよ終わりますね。私、工藤はLUXAS+横浜元町・中華街(東邦マッサージ元町から)で働きだして、丸7年経ちました。いざ8年目突入であります。
これから本格的に寒くなりますが、腰痛の方がドンドン増えてきます。ですので、今回は腰痛について少しばかり。
腰痛で悩んでいる人って多いですよね。中高年以上では、ほとんどの方が腰痛を経験しているはずです。
腰に痛みがあると、気分がスッキリせず、つらいですよね。腰は「体(月)の要」と書きます。すべての日常生活の動きに関係しています。
そんな大事な腰は、なぜ痛くなるんでしょうか?
人間が二足歩行をするようになったから!
人間は類人猿から人間へと進化する過程で四足歩行から直立二足歩行になりました。直立二足歩行になったおかげで、人間は両手を自由に使えるようになりました。ただデメリットもあります。直立二足歩行を行うために、背骨には頭と胴の重さがかかり続け、背骨の下に行くほど、その負荷は増します。そのため腰に負担がかかってしまうのです。
私たちが立って生活することを選んだ時から、腰痛は「宿命」だったんですね!
筋力低下が腰痛を増やす
脊柱は体の後ろ側から見ると直線ですが、横側から見ると、なだらかなS字状のカーブを描いているんです。頸椎は前に反り、胸椎は後ろに反り、腰椎はまた前に反り、その下の仙骨が再び後ろに反っています。脊柱のこの形状を支えるのが、背筋や腹筋、大殿筋などです。
お尻の筋肉の大殿筋は、体の後方から骨盤を持ち上げ、骨盤の適度な前方への傾きを支えています。
おなかにある腹筋は、肋骨と骨盤のあいだにあり、胸とおなかに圧力をかけて、背骨を前方から支えるように働いています。
背中にある背筋は背骨に直接くっついていて、背骨を後方から支えています。
この腹筋と背筋のバランスによって腰椎が反り、背骨全体がS字状カーブを保つことができます。だから背筋や腹筋、大殿筋の筋力が弱くなると、腰椎に無理な力がかかり、腰痛を引き起こすんです。
筋力が弱まり、腰痛になりやすい体に
デスクワークの仕事が多くなったことや、交通機関の発達などから、今の日本人は運動不足な方が多いです。特に歩く機会が少ないと、大殿筋や腹筋が衰えやすくなります。さらに、運動不足の人は毎日の消費エネルギーが少ないため、体脂肪が蓄積し肥満を招きやすく、より腰に負担がかかり腰痛を発症させます。
他の腰痛の原因は?
実は腰痛は病院で診察や検査を行っても、原因を特定しにくく、これらを「非特異的腰痛」と呼び、腰痛全体の80%以上を占めています。
筋力低下以外の「非特異的腰痛」の原因は、
1.悪い姿勢
立つ時も座る時も、背中が丸まったり、反り過ぎたりすると、背骨のS字状カーブがくずれ、腰に負担がかかります。それが繰り返されると、腰痛を発症します。また長時間同じ姿勢をとり続けるのも、腰痛の原因になります。
2.加齢
加齢とともに筋力が低下。加えて骨密度も減少します。圧迫骨折が起きやすいので注意!また、背骨の骨と骨との間にあるクッション役の椎間板の水分も減ります。そして弾力性が低下し、薄くなり背骨全体が変形してきます。これも原因のひとつです。
3.血行不良
筋肉は、血液が運ぶ酸素によってエネルギーを得て柔軟性を保っています。体の冷えなどで血管が収縮して血液循環が悪くなると、酸素の供給が不十分となり、筋肉が硬くなります。これが腰痛の原因となります。
4.喫煙
タバコに含まれるニコチンが体内に入ると、血管が収縮し、血行が悪くなり筋肉が硬くなります。これが腰痛の原因となります。
5.やわらかい椅子・寝具
やわらかい椅子に座ると、お尻が沈み込み、膝が高くなって背中が丸まり、背骨の自然なS字状カーブと骨盤の適度な前傾が崩れます。これが腰痛の原因になります。
色々と腰痛の原因がありますが、多くは腰の筋肉の緊張、コリからくる血行不良がもたらしています。
なれば、運動をして筋肉をつける、ストレッチで筋肉の柔軟性を高める。
そして、マッサージで凝り固まった筋肉をほぐして、血行をよくしてもらいましょう!
そのお手伝いは我々にお任せください!
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