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そのお尻の痛み、シビレは?
2021-10-12健康情報
そのお尻の痛み、シビレは?
こんにちは。LUXAS+横浜 新井です。
最近、右のお尻に痛みを感じる時があります。激しい痛みではないのですが気になってしまいます。
痛い所を触ってみると太い筋肉が「ぶりんっ」としていて、何やらこの筋肉が悪さをしているみたいです。
この筋肉は『梨状筋』という筋肉。
骨盤を形成する仙骨と太ももの骨の外側に付いています。
この梨状筋によって引き起こされる症状のことを『梨状筋症候群』といいます。
では具体的にどんな症状なのでしょうか。
梨状筋症候群とは
臀部にある筋肉の梨状筋が過度の運動、長時間の運転、デスクワーク、外傷などにより緊張を起こし、下を走る坐骨神経を圧迫することによって、お尻や太もも裏、足先にかけてシビレ、痛みが出現する疾患です。
梨状筋症候群が、坐骨神経痛を引き起こすひとつの原因でもあります。
坐骨神経痛は疾患名ではなく症状を表す言葉です。坐骨神経にさまざまな原因によって、圧迫または刺激が加わることで現れる、痛みやシビレの症状のことです。
原因
梨状筋症候群の原因は運動、姿勢、骨盤の変形、長時間の座位などにより、梨状筋が長時間にわたり強く収縮することで、坐骨神経が圧迫されて起こります。
もうひとつ、反り腰になると骨盤が前に傾き、梨状筋が通常の位置より引き伸ばされてしまい、症状の原因になります。
女性では、月経の周期中や妊娠時期などの体内の大きな変化が起るときに、梨状筋症候群になりやすいと言われることもあります。
対処
梨状筋の硬さが問題となるため、ストレッチやマッサージで緊張をほぐしていきましょう。
その際に、梨状筋が硬くなる原因を把握し改善することで、坐骨神経の圧迫から解いてあげます。
また反り腰、骨盤の傾き、背骨の可動性や姿勢の修正をし、股関節の可動性が乏しい場合は、股関節の運動をしていきましょう。
もも裏のストレッチも有効的で、梨状筋と同じく股関節を支えている重要な筋肉なので、しっかりとほぐしていくと良いですね。
まとめ
梨状筋症候群は、筋肉が凝ったり硬くなったりする、筋肉の状態の悪さによって引き起こされる疾患です。
なので、運動習慣のある人は多少の痛みであれば運動量を維持するか、もしくは少し増やしても良いと思います。
痛むからといって身体を動かさないでいると、余計に筋肉が硬くなっていき、症状の悪化をたどるので注意が必要です。
生活習慣の見直しも重要視されてきますね。
少しの考え方、行動、それだけで症状が改善されていきますよ。
つらいお尻、足の痛みやシビレから、もうサヨナラしませんか。
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