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肘の痛みはスポーツだけじゃない!日常生活で注意したいテニス肘
2025-09-10健康情報
冨山 TOMIYAMA
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)とは?
「テニス肘」と呼ばれる肘の痛みは、スポーツだけでなく日常生活でも発症することがあります。正式には上腕骨外側上顆炎といい、肘の外側から前腕にかけて痛みが生じる疾患です。
名前の通りテニスでの発症が多いことからそう呼ばれていますが、実際にはゴルフやバドミントンなどのスポーツ、さらにパソコン作業や家事といった日常の動作でも起こります。
主な症状
・肘の外側から前腕にかけての痛み
・ドアノブを回す、タオルを絞る、物を持ち上げるなどの動作で痛みが生じる
・進行すると、安静時にも痛みを感じることがある
主な原因
・手首を伸ばす筋肉(特に短橈側手根伸筋)の腱が過剰に負担を受けること
・加齢による筋肉の柔軟性の低下
・スポーツ時の技術不足、道具の選択、体の使い方の癖
治療法
・保存療法(保存的治療)
安静にして原因となる動作を避ける、手首や指のストレッチ、湿布や外用薬の使用、テニス肘用のバンドの使用など
・薬物療法
ステロイド注射、鎮痛剤の使用
・リハビリテーション
ストレッチや筋力トレーニングで改善を目指します
・手術療法
保存療法で効果が見られない場合や、症状が重く慢性化した場合に検討される
発症しやすい人
・中年以降で、手や手首をよく使うテニス・ゴルフなどのスポーツ愛好家
・長時間パソコン作業を行うデスクワーカー
・調理や掃除などで手首を酷使する料理人や主婦など
現代社会ではパソコン作業が増え、目・首・肩・背中・腕と、知らず知らずのうちに身体を酷使しています。
「痛みが出てから」では、改善に時間がかかります。
日頃から身体のケアをして、肘だけでなく全身の疲れを整えていきましょう。健やかな日常のために、早めのケアを心がけてください。
ラクサスプラス中目黒では、肘まわりはもちろん、首・肩・背中までしっかりケアいたします。
パソコン作業や家事・スポーツで疲れを感じたら、ぜひ一度ご相談ください。お一人おひとりの身体の状態に合わせて丁寧にサポートいたします。
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