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高級いちご、種からの挑戦!
2025-04-28おすすめ
山田 YAMADA
「高級ないちごを自分で育てて、たくさん収穫したい!」
そんな思いから、いちごの栽培にチャレンジしてみました。
しかし、ここでひとつ問題が!
日本では、新たに開発された植物の品種は「知的財産」として保護されており、新品種の苗は基本的に販売されていないんです。
そこで私は、市販のいちごを買って、そこから種を取って育てるという方法を試してみました!
いちごの種の取り方と発芽まで
いちごの種は、実はあの「つぶつぶ」の部分なんです。いちごは追熟しない果物なので、最初から完熟したものを選びましょう。
1、完熟いちごの外側(皮)を、種ごと削ります。
2、キッチンペーパーの上に広げて、2~3日乾燥させます。
3、乾燥すると種がポロポロ取れますので、それを水に入れます。
4、沈んだ種だけを取り出し、発芽用に小さな器に土を入れてまきます。
芽は出るのですが、小さな苗が大きく育つには案外時間がかかります。1年育てても、ほとんど花は咲きませんでした。
苗を増やして、やっと!
1年目の苗からは、「ライナー」と呼ばれるツルが伸びてきます。このライナーの先に根が出てくるので、それを土に付けて置くと、新しい苗ができます。
この新しく出来た「小苗」を育ててようやく花芽をつけたのが写真の苺です。
なんと栽培開始から三年越しです。
いちごの栄養と、栽培時の注意点
いちごと言えば、ビタミンCが豊富で有名ですが、それだけではありません。
コラーゲンの生成を助けたり、免疫力を高める効果もあります。
ぜひ苗を育てて、たくさんのいちごを味わってください!
ただし、ここで一つ大切な注意点があります。
自分で育てた苗であっても、他人に譲渡(販売・無料配布問わず)することは、種苗法で禁止されています。
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