猫の眼球の直径は平均して2.2㎝であり、人間の約2.5㎝とあまり変わりません。人間の顔の1/4くらいの大きさの顔の中に納まっていることから考えると、猫はとても目が大きいことがわかります。夜は目が効く猫も日中はそれほどでもなく、あまり細かいところまでは見えていません。これは猫が本来夜行性で、昼は寝て過ごしていた名残りです。解剖学的な見地から見ると、猫の目には鮮明に見えるための細胞が人間より少なく、人間ほど周囲がはっきり見えていないと推察されます。しかし動きを追いかけるための細胞は多いので、動体視力は上だと考えられています。

そしてスマホやパソコンが手放せない目に厳しいこの現代社会。人間は猫と違い、目を酷使して疲れ目の方が多いと思います。
まずは目の休憩と規則正しい生活を心がけ、目を労わってあげてください。

・食事と休養をしっかりとりましょう。

・長時間の作業をする場合は、一時間おきに10分程度休めるようにしましょう。

・疲れがたまった時は、蒸しタオルなどを当てて目を温めるとリラックスできます。

・眼鏡やコンタクトを使ってる場合は、定期的に度が合っているかチェックしましょう。

・40歳以上の方は、眼科で老眼の有無や程度を確認し、必要であれば老眼鏡を使用して下さい。

・パソコン使用時には、眼が疲れにくい環境を作りましょう。
　①腕をデスクに乗せた時、直角よりやや広めに曲がる。
　②背もたれが肩甲骨の下端にくるものを (リクライニングタイプが最適)
　③膝が直角になるか
　④足全体が床につくか
　⑤デスクの高さは適切か
　⑥ディスプレイに直接光が当たらない

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