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楽々通信vol.90 冬は○○を○らない方がいい!?
2023-12-05スタッフブログ
有馬 ARIMA
前回は『立毛筋(=鳥肌)は毛を立てることで体温保持をする役割がある』というお話しでした。
今回はその機能を踏まえた冬ならではの健康プチ情報をお伝えします!
(前回記事:楽々通信vol.89 知ってたら結構マニアック!?「鳥肌」の正式名称とその働き!)
https://www.toho-massage.com/salon/gotanda-east/news_detail.php?id=4003
ところで東洋医学(昔の中国の医学)の考え方には『五行論(ごぎょうろん)』というものがあります。これは「この世の中全てのものは五つの性質(木・火・土・金・水)に分類され、それぞれが助け合ったり牽制し合ったりして調和が成り立っている」という考え方です。
画像の外側の赤い矢印が時計回りになっている方向が助け合う方向、内側で⭐︎のように一つ飛ばしで進んでいる矢印の方向が牽制し合う関係を表しています。
さて、先程申しましたように「この世のもの全てを五つの性質にわける」ことができますので、例えば「身体の臓器がそれぞれどの性質か」だったり「爪や歯・髪だったりはどの性質か」ということも分類に含まれているのです。それらがまとめられている「五行色体表(ごぎょうしきたいひょう)」をみてみましょう。
「金」の性質には、「肺」「鼻」「皮毛(皮膚と体毛)」が同じ分類に含まれています。これは「肺」と「鼻」や「毛」が関連深いことを指しているわけです。
先程の鳥肌へと話しを戻しますと、立毛筋が毛を立てることで体温の放熱を抑えることができるわけですが、これが『もし体毛がなかったら』どうでしょう?
そうです、『毛がないことで放熱を抑えることが難しくなる』のです。
つまり、「寒いから毛を立てて体温が逃げるのを防ごう!」という働きが、「体毛がないことで成り立たなくなる」わけです。
そうすると、風邪をひきやすくなる、風邪をひけば「咳」が出て「鼻水」が出る、つまりは「肺」に関わる症状が出てきますよね。そういうふうに「毛」が「鼻」や「肺」と関連していくんです、五行論っておもしろいもんですね!
もちろん、人間の体はとても良く出来ているので毛だけが体温保持を一手に担っているわけではありませんし、なんならそもそも服着てますのでそこまで大袈裟に関与はしませんね笑
ですが、季節と毛の関係を考えた時に、野生動物はもちろんペットの犬や猫でさえ『冬毛』といって夏の時期より毛が長くなりますよね。それだけ毛には体温保持の役割が大きいのです。
人間は季節によって体毛が生え変わると言う事はありませんが、冬毛に置き換えて考えてみれば人間も体毛がより多くあった方がよい、つまり『冬の間は体毛を剃らない方がいい』ということになりますね!
昨今は身だしなみの観点から男性でも体毛の処理をなさっている方が増えていますね。ちなみに私は学生時代文化祭で女装で晒し者にされる時に腕毛、スネ毛全部剃りましたが、たった数日で見事に風邪をひきました。
毎年冬場は風邪をひきやすい、あるいは風邪をひきたくない、身体が冷えやすい・寒さを感じやすいという方は、体温保持の観点からの言及とはなりますが、冬の間は毛を剃らないことをおすすめいたします!
寒さ増すこの季節に、男女問わず今一度、体毛の大事さを考え万全の体調で日々お過ごしいただければと思います!
追求
ラクサスでは施術中ブランケットがご利用いただけるほか、施術ベッド自体に温熱機器も併用しておりますので、冬の間でも暖かい環境で施術をお受けいただけます!
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